7月12日 (入院前との比較)慢性疲労症候群で入院から3週間経過してみて
7月12日 慢性疲労症候群での入院から3週間経過してみて
あっという間に、ME/CFS(筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群)の
初診日から1ヶ月。
筋痛性脳脊髄炎 / 慢性疲労症候群という病名がついて入院してからは3週間が経過しました。
今日は入院期間の振り返りや入院前と後の症状の変化についてです。
受けた治療について
・漢方
・鍼(週2~3) 手足、頭、背中、腰を日替わりや希望によって行う
・指圧(詰まりをほぐしたり、筋筋膜性疼痛症候群のためにおまけ的な感じ)
・マッサージ(週2) 希望すれば、週4回は受けられそう
試した漢方について
1.小柴胡湯 △(抗炎症目的。1週間半服用。好転反応あり。効果は薄い)
2.補中益気湯 ×(体力の底上げ。服用2日目は調子良く思えたものの、3日目から悪化。6日目で服用中止)
2.五苓散 △(体の水抜き目的。雨の日に服用。尿量が増加する。しばらく日を空けた後に服用したら、体が重だるい方向に傾いたため、中止)
3.柴胡桂枝乾姜湯 ◎(これを飲み始めてからそこそこ体調が良い)
3.当帰芍薬散 ◯(血行UP。POST改善目的。これで多少、座位保持時間が伸びた。人によっては便秘気味になる可能性あり。)
3.コタロー黄連解毒湯エキスカプセル ◯(抗炎症目的。柴胡と小柴胡湯の間くらいの効果有)
※同じ数字がほぼ同時期に試したものです
入院前と入院後に変化について
入院前=PS8重度
体のしんどさ→10のうち8~9
体の重さ→10のうち9
座位保持→辛い。背もたれなしで5分も体を起こしていられない。
歩行・立位→歩き方は明らかに異常がある感じ。体を横に揺らして、足を無理やり持ち上げて、なんとか歩行。
時間はトイレへの往復(数分)が限度。10mの距離をかなり遠いと感じる。
会話→声を出すのも疲れる。理解して話すことへの疲労が強い。10分くらいでめまいが始まり、徐々に思考力の低下が見られる。
外出→基本は通院のみ。ランチ1時間にに行くのは寝込むの覚悟。体を起こしているのが30分程度でかなりきつくなる。
この状態が↓に変化。
正直期待せずに入院しましたが想像以上の状態回復をしました。
入院後3週間=PS8軽度
体のしんどさ→10のうち2~3
体の重さ→10のうち1~2
座位保持→1時間可(たまに背もたれに寄りかかる程度)
歩行・立位→比較的スムーズ。健常者と見た目はほぼ変わらない程度。時間は約5分以内なら可。
10mの距離は余裕。
会話→座位で1時間、横になってる状態なら2時間程度可。めまい・思考力低下もかなり減少。
外出→歩行を減らせば、ランチなど1時間程度可能。移動は体を横にした状態なら1時間~3時間(活動時間は1時間程度でできるだけ歩行は減らす)
総外出時間4時間は行けるようになった(割合は移動に3時間。座位・歩行に1時間。)
→その他、雨の日や気圧の変化で体がしんどくなるのが軽減されました。恐らく体に余分に溜まっていた水分を五苓散や鍼で出したからだと思われます。
まとめ
全体的に倦怠感・脱力感・疲労感等が改善されました。体が軽く、所作疲労が軽減されています。
光や音への過敏も多少改善されましたが普通の人よりは残っています。(蛍光灯が苦手)
化学物質過敏症は「ほんの少しだけましになったかな?」程度。
まだ買い物や家事(食事を作ったり、掃除)は難しく、運転できるような状態にはまだまだなので、
今後、TMS(受けれるかは、まだわからない)やBスポット(自分で液を購入して、うがいから始める予定)や
まだ試せてないサプリメント数種類なども試してPS7を目指したいと思います。
また、今回の入院で脳脊髄液減少症の可能性が排除されたことは個人的に大きな収穫だと思っていて、
これにより、CFSやPOTSの症状を緩和していけば、自分の体が回復することがわかりました。
■現在の処方薬■
柴胡桂枝乾姜湯(1日3回)
当帰芍薬散(1日3回)
黄連解毒湯(1日2回)