お布団の上の住人(ME/CFS)を脱出したいブログ

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慢性疲労症候群(ME/CFS)の漢方治療について

今回は、ME/CFS(筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群)の様々な治療法があるなかで、

漢方による治療例をあげたいと思います。

 

この記事で治療薬として紹介する漢方は、以下の3つです。

  1. 補中益気湯
  2. 小柴胡湯 (抗炎症系)
  3. 黄連解毒湯 (抗炎症系)

 

3つ全てが、ME/CFS(筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群)の治療に

有効とされている漢方なのですが、

治療効果の詳細については以下リンクに記載されています。  

慢性疲労症候群患者に対する1日2回服用タイプの補中益気湯の治療効果

慢性疲労症候群に小柴胡湯や黄連解毒湯が効いた例

 

いずれもPS値の改善が見られたり、

なんらかのプラス作用があったので、試す価値があると思います。

私も含めて、漢方を処方されている筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群の患者さんはいます。

 

補中益気湯

(左)5日分(中)24日分(右)錠剤タイプ

 
(左)10日分(右)錠剤タイプ
 
 
 
 

錠剤タイプの漢方は、粉や味が苦手な方におすすめです。

飲み方にコツがいりますが、粉の漢方を袋タイプのオブラートへ包む飲み方も

漢方独特の味がしなくなるため、おすすめです。

 

そのほか、慢性疲労症候群に効くとされている漢方薬

  • 柴胡桂枝乾姜湯(サイコケイシカンキョウトウ) ←私は一番効いてます。
  • 人参養栄湯(ニンジンヨウエイトウ)
  • 十全大補湯(ジュウゼンタイホトウ)

などが挙げられます。

 

参考URL:http://kenkouninaru.info/chronic-fatigue-treatment#04

 

 

さて、漢方には

・体質に合う合わないがある
好転反応が出ると今より体が辛くなったりする
・効果が見られるまで1ヶ月以上かかることがある

このため、漢方内科や漢方薬局へご相談して治療を進めるのが良いでしょう。

 

通院が難しいME/CFS(筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群)の方が漢方を購入する際には、

以下のようなサイトで証を調べることができるので、

結果から、自分の体に合う漢方を探すのも良いかもしれません。

 

あなたの体質はどのタイプ?

【体質診断 体質チェック】からだかがみ|漢方セラピー|クラシエ

 

↓は、証の「虚」と「実」、気血水について載っています。

5.私に合う漢方薬の見つけ方 | 漢方について | ツムラ

 

管理人は虚&水滞タイプでした。

今後、自費で購入する機会があったら参考にします。

 

漢方は奥が深くて、種類も豊富です。

様々な効能がある漢方があり、 線維筋痛症や慢性疼痛に有効な漢方などもあるようですが

それはまた改めてまとめます。

 

最後に...慢性疲労症候群の併発率が高い、

線維筋痛症の方が漢方の先生に漢方治療を受けたブログを見つけました。

症状や体の状態にに合わせて漢方を変えて治療を行なっていくのですが

とても興味深かったので、記載します。

いぢわるな魔女の漢方治療日記|いぢわるな魔女rika|note

 

ME/CFS(筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群)の治療ですが

今度はサプリメントについて、記事にまとめます。